株式会社カノークス

コーポレートガバナンス

CORPORATE GOVERNANCE

基本方針

BASIC POLICY

当社は社是の精神を企業理念として、企業の社会的責任と企業価値の持続的な向上のために、経営の効率性、健全性、透明性を確保し意思決定の迅速性を高め、株主をはじめとするステークホルダーに対する説明責任を果たしていくことを基本方針としています。
その実現のために取締役会及び監査役会を軸としてコーポレートガバナンスの充実を図っています。

体制

STRUCTURE

カノークスはコーポレートガバナンスの実効性を高めるため監査役設置会社制度を採用しています。監査役3名全員が社外監査役で、それぞれ法務、財務、経理または鉄鋼業界に精通した豊富な知識と経験を有しており、取締役会及び経営陣に対して積極的に意見を述べております。
独立性のある社外取締役及び社外監査役による経営の監督・監視機能の強化を図りコーポレートガバナンスの実効性をより一層高めてまいります。

ガバナンス図

取り組み

ACTIVITIES

●取締役及び取締役会の役割・責務

取締役会は経営方針決定と経営監督機能を担うため、経営全般に係る重要事項について的確に議論する場となるよう取締役会の付議基準を定めております。
2015年4月意思決定の迅速化、内部統制及びコンプライアンス体制強化のため社内権限規程を改定し、経営陣による健全なリスクテイクとそれに対する取締役及び取締役会によるチェック機能の向上を図りました。

●適正な取締役会規模

現在、取締役の人数は5名(うち社外取締役2名)となっており、業務執行の監督と重要な経営事項の決定の機能を担う取締役会において、十分な議論を尽くし迅速かつ合理的な意思決定を行うことができる規模となっています。

●取締役の任期

事業年度ごとの経営責任を明確にし、経営環境の変化に迅速に対応するため、取締役の任期を1年としています。

●取締役及び社外取締役の選任

当社では、以下に基づき取締役を選任しています。
(1)カノークスグループの企業価値の継続、拡大に資するための業界知識と経験を有する
(2)取締役としての人格及び識見を備えている
(3)取締役としての職務を誠実に遂行するための高い能力と経験がある
(4)法令上求められる取締役としての適格要件を満たすものであること

●社外取締役

社外取締役は上記(1)~(4)の基準に加え、会社法が求める社外取締役の要件及び名古屋証券取引所が定める独立要件を考慮に入れて、当社の重要事項に対して客観的な判断をし意見表明をする経験と能力を有することを条件に選任しています。

多様な視点から、取締役会の適切な意思決定を図るとともに、監督機能の強化を図ることを目的に、社外取締役2名を選任しています。

現時点で社外独立取締役を2名選任して、当社の経営方針や経営改善に対する助言及び監督機能を高めております。
意見表明をする経験と能力を有することを条件に選任しています。

●監査役体制の強化・充実

外部の視点からの監視体制強化のため、監査役3名全員が社外監査役としており、そのうち3名が独立役員として名古屋証券取引所に登録しています。

●監査役監査の実効性の確保

監査役は、監査上不可欠な情報を十分に入手するため、取締役会をはじめとする重要な社内会議に出席しています。また取締役社長と経営方針や監査上の重要課題について毎月意見を交換しています。

●内部監査室、会計監査人との連携

監査役は監査室によって全部署、全子会社を対象に行われる内部監査報告会に出席するほか監査室と緊密な連携を保っています。また会計監査人との定期的な打ち合わせにより、会計監査人の監査活動の把握や情報交換を図るとともに、監査役による各店監査の実施、在庫棚卸監査への立ち会いなどを行い、監査役の監査活動の精度向上を図っています。

●各種委員会

全社的観点から重要性の高い特定の事項につき、社長に対する諮問機関として4つの委員会(コンプライアンス委員会、安全衛生委員会、リスク管理委員会、内部統制委員会)を設けています。

●情報開示の基本方針

カノークスは、経営方針と営業活動を全てのステークホルダーに正しく理解していただくため、法定の情報開示に限ることなく、任意の情報開示を積極的に行うように努めています。

●株主・投資家とのコミュニケーション

株主総会における決議権行使の促進に向けた取り組みにつきカノークスは、定時株主総会の招集通知の早期発送に努めるとともに、当社のWebサイトに掲載いたしております。

●各種情報の開示

カノークスではWebサイト上で、第2四半期及び期末決算報告、有価証券報告書、適時開示資料など積極的な情報開示を行っております。