こんにちは! IR推進チームの伊藤です。
今回のブログでは、弊社が個体スポンサーを務めるアジアゾウのうららの家族をご紹介しようと思います。
まずは、お父さんのコサラ。

今月5月11日に21歳の誕生日を迎えました。おめでとうございます!
コサラは2004年に生まれたオスのアジアゾウで、2007年にアヌラとともにスリランカから来園しました。
来園当時はアヌラよりも小さかったコサラですが、現在は体重が5,000kgを超えるそうです!
フォトスポットにもなっているゾージアム前のゾウ像(ダジャレみたいになってしまいました。笑)は、コサラをモデルにした等身大のモニュメントになっていて、耳の上端が手前に折れているのが特徴だそうです。
続いて、お母さんのアヌラ。

2001年に生まれたメスのアジアゾウで現在24歳、コサラとともに来園しました。
アヌラは2013年にメスのさくら、2022年にメスのうららを産み、子育てをしているお母さんゾウです。
アジアゾウの妊娠期間は21か月~23か月と非常に長く、人間の私からすると想像を絶する大変さですが、2022年のうらら出産の際は、あっという間に生まれた超スピード出産だったそうです!
アヌラは非常に子育てに熱心で、授乳の際は赤ちゃんが飲みやすいように足を少し前に出したり、赤ちゃんが寝るときは横になって赤ちゃんを抱きしめて寝たりなど、細やかな気配りを見せていたようです。 優しくて素敵なお母さんですよね。子を持つ母として尊敬します!
最後に、お姉さんのさくら。

2013年にコサラとアヌラの第一仔として誕生したメスのさくら。現在は12歳です。
生まれたときは130kgでしたが、現在では2,000kgまで成長しました!
小さい頃はうららと同じくらいおてんばで、アヌラを困らせていたようですが、いまではうららの良きお姉さんとなり、アヌラの子育てを手伝う姿も見られるそうです。
野生のゾウは群れで生活するなかで出産や子育てを行うため、アヌラのうらら出産の際は、さくらにできるだけ近くで出産を見せて学ばせたいという園側の思いがあったそうです。(アヌラが超スピード出産だったということもあり、実際にさくらも同じ部屋で出産に立ち会うことになりました。)
そんなお姉さんゾウさくらのことがうららは大好きなんだとか!ゾージアムで仲良くじゃれあう姿が見られると、かわいくて微笑ましくて、ついつい長居してしまう私です。
東山動植物園に訪れた際は、ぜひゾージアムに足を運んでみてくださいね!